投稿日:2021年7月5日

飯塚農場さんのご紹介

飯塚農場(大玉品種!八色産スイカL玉)

 新潟県の南部に位置する南魚沼市。日本有数の豪雪地帯で知られています。東は八海山をはじめとする越後三山、西は魚沼丘陵を望む山に囲まれた盆地地帯です。中央を魚野川とその支流で形成される慈味豊かな土壌は、清冽な雪解け水に囲まれ、日本を代表する良質米産地を作り上げています。

 飯塚農場では日本を代表する南魚産コシヒカリ、高級ブランドの「八色(やいろ)産スイカ」、ジャガイモ、にんじん等を作っています。

 特別栽培の認定生産者と認定されており、特別栽培農産物とは、その農産物が生産された地域の慣行レベルに比べ、節減対象農薬の使用回数が50%以下、化学肥料の窒素成分量が50%以下で栽培された農産物のことを指します。飯塚農場の作物で【特栽】と表示されているものはすべてこの認証を受けています。

 また、新潟県南魚沼市八色原はスイカの名産地として有名。この地区は日本でも有数の豪雪地帯ですが、その分山からの豊かな水と魚沼盆地の昼夜の大きな温度差が美味しい作物を育ててくれます。飯塚農場では八色原と、1時間半程離れた津南町でスイカを栽培しており、年間8万個のスイカを作り上げています。

 スイカ作り40年以上と言えば「スイカ職人」の飯塚恭正さん。昭和22年に中国から引き揚げて来た父親が火山灰土の荒れた丘陵地だった八色原を開墾されました。火山灰が堆積したこの地では作物にとって水はけが良すぎ。そこで注目されたのがスイカ作りでした。  

 スイカ作りに向いている土壌だけではなく、毎年自家製の有機肥料を加える事で土壌を改善し、極上のスイカを作り上げています。その人気は毎年3万個作る八色産スイカが、栽培前からほぼ予約で埋まってしまう状態である事からも、一度食べた方のリピート率の高さが八色産スイカの美味しさを物語っています。

【こだわりの「土壌」と「雪むろ」貯蔵」】

 食べたら分かるその味!稲作・畑作とも土づくりが基本!飯塚農場では昭和54年、初めての特別栽培で作物が全滅すると言う大変苦しい経験をしました。連作障害が多発し、その頃「自己流ではいけない!土作りを一から学ばねば」と思いたち、土壌についてできる限り農薬を減らす栽培を追求し、自家製の有機堆肥を作って改善に取り組み、エコファーマーとして認定されています。また、毎年農薬と化学肥料を半分以下に減らす事を認証する特売栽培認定も受けています。

 また、電気を使わず雪を利用した冷温・高湿度で保存できる大きな「雪むろ」で、生産物の南魚沼産コシヒカリ、じゃがいも、にんじん等を貯蔵する事で更なる旨みを引き出しています!